問題意識をもって生きてみよう|『論点思考 BCG流 問題設定の技術』

読書
つかれさまです
 
今回は論点思考という本を紹介したいと思います。
 
この本は仮説思考の続編にあたる書籍で、

仮説思考は主に問題解決に焦点をあてた内容だったのに対して、論点思考は問題発見に焦点をあてています。

そのため、論点思考と仮説思考とセットで身につけることで、よりスキルアップできると思います。。

 

Contents

こんな人に読んでほしい

  • 上司にいわれたとおり仕事をしたはずなのに満足してもらえなかった経験のある人
  • もっと問題意識をもって仕事をしたい
  • 真の問題を見極めて仕事をしたい
  • 仮説思考をもっと活用していい仕事をしたい
  •  

論点思考とは?仮説思考との関係は?

仮説思考は、いかに問題を効率よく効果的に解決するかというプロセス。

論点思考は解決すべき問題の論点を設定するプロセス。

といった感じです。

仮説思考だけでも問題解決は可能だと思いますが、そもそも問題設定が間違っていたら、解決には至れないので、そのためには論点思考が非常に大事。

 

論点思考スキル

論点思考は4つのステップで行います。

  1. 論点候補を拾いだす
  2. 論点思考を絞り込む
  3. 論点を確定する
  4. 全体像で確認する

 

論点思考は4つのステップからなるが、常に1から4を行う必要はないとのこと。
1〜3だけのこともある。

もちろん無意識にこれらのステップを回していることもあるが・・・。

 

4つのステップで絶対に省略できないステップは、”論点候補を拾いだす”だ。
ここで論点候補をリストアップする。

 

問題解決が速い人は、本当に解決すべき問題すなわち「真の論点はなにか」とつねに考えている。もう少し具体的にいえば、「なにが問題か」「それは解けるのか」「解けるとどんないいことがあるのか」を考える。(第2章 論点候補を拾い出す より)

決断力がある人もそうですが、問題解決が速い人も、常に考えているとのこと。
そういうことが習慣になっているからこそ、よい問題解決が、素早くできるのだなと実感。

 

論点思考を的確に行う能力を身につけるには、日頃から「本当の課題とは何か」と、とことん考える姿勢を通じて、経験を積む必要があるからである。
(第6章 論点思考を高めるために より)
 

論点思考の入り口は、問題意識をもつことだという。
問題意識とは、ただ流されるままに生きることをやめるということ言えますね。

論点思考や仮説思考などを身に付けたいと思っている時点で、既に問題意識を持っていると言えます。

つまりあなたは論点思考の入り口には立っているということです。

ぜひ、その扉を開けて新しい一歩を踏み出してみませんか?

今回紹介した書籍

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