質問力を鍛えてできる人になりたい!『コンサルタントの「質問力」〜「できる人」の隠れたマインド&スキル〜(野口 吉昭著)』

読書

たしは内向的なので、相手から聞き出すことがあまり得意ではないです。

「どういう職業の人が、そう言うことが得意なのか?」と考えたら、コンサルタントやコーチといった人たちは、質も量も高いと思い書籍を探したところ、『コンサルタントの「質問力」「できる人」の隠れたマインド&スキル』を見つけて参考になりましたので紹介します。

 

こんな人に読んで欲しい

コンサルタントになりたい人は読めば参考になると思います。

また、紹介されるスキルは、コンサルタントの専売特許ではなく、どんな職業、立場の人でも十分に活用できるスキルになっていますので、コンサルじゃなくても十分に読む価値があります。

ぜひ、「もっと良い質問をしたい」と考えている人は読んでみてほしい。

実務に役立つスキルは?

  1. 仮説力
  2. ゼロベース
  3. 鳥の目と虫の目
  4. ワンメッセージ

 

コンサルタントのスキルとして、実務に役に立つと思ったのは上記に挙げた4つです。

何かを伝える時は、必ず「ワンメッセージ」で伝える必要があります。

あれも、これも提案されたら、クライアントは混乱してしまいますよね。

これではいいコンサルタントとは言えません。

 

また、仮説力(または仮説思考)はとても大切です。

コンサルタントは、まず仮説を立て、仮説に基づいて検証を行います。

検証した結果、仮説が誤ったものであれば、また別の仮説を考えるのです。

これによって、より良い結果を出すことができるという仕組みです。

1つのことにこだわりすぎては、良い結果はでません。

なので、仮説と検証を繰り返して、なんども試すことでよりすばらしい答えが見つかります。

そもそもいいコンサルタントって?

「いいコンサルタント」と言われてどんな人物を思い浮かべますか?

「オーダースーツを着て、高価そうな腕時計、メガネとかして意識高い系」ですか?

「お客さんが本当に求めていることを質問を通じて発見していく人」ですか?

 

極端な例えを書いてしまいましたが当然後者ですよね。

 

いいコンサルタントとは以下の3つのスキルが高い人だと本書ではしています。

  1. 仮説力
  2. 本質力
  3. シナリオ力

仮説力とは、過去の前例や伝統などにとらわれることなく、ゼロベースで考えられる力です。
また、質問ツリーがしっかりしていることも上げられますね。

 

次に本質力は、相手の言うことをリピートしたり、言い換えることができることが上げられます。

また、色々なことを組み合わせてまとめられる力も含まれますね。
ここで大事になるのが、語彙力と語感力です。
質問をする上では、やはり語彙が豊富な必要がありますね。

 

最後のシナリオ力は、そのままです。
まず大きな流れを作って、次に小さな流れを作ります。
そして、シナリオに沿って質問を進めていきます。

流れがあっちにいったり、こっちにいったりしては、座礁してしまいますよね。
質問もシナリオから外れていては、意味がありません。

質問力をあげる方法は?

必要なスキル、いいコンサルタントの定義はわかったけど、ではどうしたら質問力を上げられるか?

以下の9つを磨くことで質問力を上げられます。

  1. ゼロベースで考える
  2. セカンダリサーチ
  3. 質問のバリエーションを持つ
  4. 雑談力
  5. 短くシンプルに伝える
  6. フレームワーク思考
  7. 傾聴
  8. 見える化
  9. ロジカルシンキング

 

全部をいっぺんにあげるのは難しいので、私が一番最初にお勧めしたいのは「短くシンプルに伝える」です。

これは、どんな人でも大切なことです。
何かを報告するのに、だらだらと喋っていては相手がしびれを切らしますよね?

シンプルに伝えるためには、まず「結論を最初に伝える」と言うのが大切です。
そして、次に「事象」「原因」などを伝えると良いでしょう。

「文章は起承転結で」といいますが、ビジネスにおいては「まず結論」です。

ブログも同じく「結論」から書くべきですね。
読者は最後まで読まないと結論がわからない記事より、最初に結論が書かれた記事の方が読むものです。

自分のためではなく、誰かのために質問力を鍛えよう

マネジャーやリーダーに、当然部下を抱えることになります。

そうなれば、質の良い質問をしなければ、部下が成長することは難しいでしょう。

場合によっては、あなたのもとを去っていくかもしれない。

マネージャーやリーダーに求められることは、
相手の中に眠っている「本当の答え」を引き出してあげることにあります。

 

今回紹介した書籍