新時代のリーダーシップのための3つのスキル|『新1分間リーダーシップ〜どんな部下にも通用する4つの方法〜』を読んでみた

読書
毎日1分間、手を止めて部下や同僚の顔を眺めてみよう。
彼らこそが、最も大切な資源であることを思い出そう。
 

1分間リーダーシップと同じ一節から始まります。

リーダーになって、部下ができて、どうやって指導したらいいか悩んでいる時、書店で「どんな部下にも適用する4つの方法」というフレーズが目に入って購入しました。

 

こんな人に読んで欲しい

部下の指導法に悩んでいる人は一読の価値ありです。

「同じ人にAという仕事を教えた時は上手くいったのに、Bという仕事を教えた時はうまくいかなかった」といった経験をしたことがある人。

「複数人のメンバがいるけど同じように指導していいのか?」という疑問を持っている人。

1分間リーダーシップで重要なこと

  • 状況対応型リーダーの3つのスキル
  • 部下を伸ばす5つのステップ
  • 目標達成のための6つの対話

1分間マネジャーの内容のおさらいになる部分もあります。

状況対応型リーダーの3つのスキル

  • 1つめは明確な目標を立てること(目標設定)
  • 2つめはそれぞれの目標ごとに相手の”発達レベル”を診断すること(診断)
  • 3つは相手が何を必要としているかによって、さまざまなリーダーシップを使い分けること(マッチング)

これらを実践していくことが状況対応型リーダーの役割です。

まず目標設定が明確でなければ、以降の診断とマッチングも上手くいきません。
よって目標設定が非常に大事となります。

あなたの診断は正しいですか?

1分間マネジャーにはなかった内容です。

従来型リーダーは、全ての人に、全ての目標に同じリーダーシップをとります。

それに対して、状況対応型リーダーは違います。
相手、それぞれの目標ごとにリーダーシップを使い分けます。

相手の発達レベルは、D1〜D4で診断を行います。

例えば、新人に「じゃあ、この仕事やっといて」と丸投げしても仕事はできませんよね。

これは目標に対して、発達レベルの診断が誤っています。

ベテランやその仕事に慣れている人に頼むのであれば、これでも大丈夫かもしれません。

ただ、新人には「この仕事をやって欲しい。まずは〜して、これをこうして、報告はこうしてみて」と細かく指導する必要がありますね。

 

1分間マネジャーは語ります。

「同じ人でも仕事が違えば違ったやりかたを。」(P56)

リーダーシップは一律ではない

相手が何を必要としているかによって、リーダーシップを使い分けます。

リーダーシップのスタイルはS1〜S4で表現しています。
D1にはS1、D2にはS2といった具合です。

先ほどの新人への仕事の依頼を考えて見ましょう。

新人はD1です。
それに対して指示はS4レベルです。

必ず相手の発達レベルに合わせた指導が必要というわけです。

一緒に成長していきましょう

1分間マネジャーの言葉を引用します。

「状況対応型リーダーシップとは、部下に対して何かをすることではなく、部下とともに何かをすることである。」(P113)
 

部下の成長ももちろんですが、上司自身も成長し続けてけるといいですね。

最後に山本五十六氏の有名な言葉をもう一度引用します。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

実はこの言葉には続きがあります。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

すごく不思議な感じがしますね。

今回紹介した書籍